今から約1300年前、国司館地区には、武蔵国司の館が建てられていました。また、この地が御殿地と呼ばれるのは、徳川家康がここに府中御殿を築いたためです。家康はここを奥州仕置の帰途の豊臣秀吉の饗応、秀忠との対面のほか、鷹狩りなどでたびたび訪れたとされています。
当該地は平成23年2月に国史跡武蔵国府跡に追加指定され、整備を進めています。
第1期整備が完了したため、平成30年11月25日から、「国司館と家康御殿史跡広場」としてオープンします。国司館建物の柱を実物大で復元した模型や、10分の1スケール国司館復元模型を設置しました。また、VR(バーチャルリアリティ)により国司や家康府中御殿の当時の様子を再現した映像を武蔵国府スコープでご覧いただくことができます。