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川崎平右衛門

住所 (銅像の所在地)東京都府中市南町6-32 府中市郷土の森博物館 川崎平右衛門広場
よみがな かわさきへいえもん
紹介文 元禄7年(1694)に押立村(現府中市押立町)に生まれた川崎平右衛門定孝は、同村の名主として積極的に新田開発や多摩川の治水に取り組む一方で、私財を投じて近郷の窮民を救ったといわれています。この功績に対し幕府より大岡越前守を通じて下賜されたサンシュユの苗木を新田村の名主等に分け与えたと伝えられます。後に平右衛門は幕府代官として、岐阜での治水事業や島根県石見銀山の採鉱事業に大きな業績を残し、各地で人々から敬慕されました。一介の農民から幕府財政をつかさどる勘定所の要職にまで昇進を果たし、明和4年(1767)に江戸で73歳の生涯を終えました。農民の立場に立ち救済策を実行した平右衛門をたたえ、府中市郷土の森博物館には銅像が建立されています。
また、国分寺市内にも、平右衛門に感謝して村々が建立した謝恩塔および観音寺の住職と農民が建立した供養塔があります。
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