ぶらり国・府

高札場

府中市役所 ふるさと文化財課
042-335-4393
住所 東京都府中市宮西町5-1
よみがな こうさつば
紹介文 江戸時代、幕府から御法度(ごはっと)、掟書(おきてがき)、犯罪人の罪状などを一般庶民に通達する方法として、板に書き示して街道沿いの宿場や橋のたもと、村の名主宅前など、人目に付きやすい場所に掲げたものを「高札」といい、これを掲げた場所を「高札場」といいました。これに似たものはすでに室町時代からありましたが、通達の体制や場所の整備が行われたのは江戸時代に入ってからで、幕府の威光を示すためにも、盛んに利用されました。府中の高札場は大國魂神社御旅所の柵内に現在も残っていて、大きさの点からも非常に珍しいもので、都の旧跡に指定されています。ここは当時、甲州街道と北上する川越街道、南下する相州街道(現在の府中街道)が交差する交通の要でした。




駐車場 なし
アクセス ○京王線「府中駅」より徒歩7分
○JR南武線/武蔵野線「府中本町駅」より徒歩8分
その他 昭和4年に誕生して以来、市民に親しまれている「府中小唄」の歌詞が刻まれた石碑が府中小唄のゆかりの場所6か所に設置されています。ここには、御旅所が登場する1番の石碑があります。
府中小唄1番歌詞:♪ハァ、六社明神さま 暗闇祭りヨ 暗に旅所へ ササラサイサイ 暗に旅所へ 渡御なさる あれは灯じゃない 空の星 星さえ府中を 出てのぞく サアサ ヤッサキタ ササラ サイサイ