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探査機「はやぶさ」と小惑星「イトカワ」

よみがな たんさき「はやぶさ」としょうわくせい「いとかわ」
紹介文 ☆探査機「はやぶさ」が到着した小惑星「イトカワ」には「国分寺」があります!
平成22年(2010)6月14日に任務を果たし地球に帰還した探査機「はやぶさ」が向かった、全長約550mのじゃがいものような形の小惑星「イトカワ」にある岩の一つには、宇宙開発発祥の地にちなんで「国分寺」と命名されています。
惑星の地表からサンプルを採取する姿が、鳥類のはやぶさに似ていることから名付けられた探査機「はやぶさ」は、その任務を終え、大気圏で燃え尽きました。その後、カプセルの回収が行われ、宇宙航空研究開発機構(JAXA)でその分析が進められました。
平成22年(2010)11月9日、このカプセルに小惑星「イトカワ」の砂粒が入っていたことが判明しました。これは、世界でも初めての偉業であり、国分寺から始まった日本の宇宙開発の歴史にとって、非常に大きな一歩となりました。