ぶらり国・府

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境内に松の木なし

よみがな けいだいにまつのきなし
紹介文 昔、大国様と八幡様が一緒に武蔵野の野原に出かけました。夜になって宿をさがしに行った八幡様がなかなか帰らず、待ちくたびれた大国様は、「まつは憂いものつらいもの」「まつは大嫌いだ、まつのはいやだ。」と言われました。ここから、大國魂神社は「待つ」を「松」にたとえて、植物の松を嫌うようになり、今でも境内には松の木は一本もなく、植えてもすぐに枯れてしまうといわれています。また府中では、正月の門松にも松を使わない習慣が残っています。