この区域は昭和16年、東京調布飛行場として開設されました。その後、陸軍や米軍の管理を経て、昭和49年に全面返還され、調布基地跡地利用計画としてできた公園です。公園の周辺には武蔵野の森が広がり森の緑を背景として美しい景観が楽しめます。また、各都道府県の石が置かれている「ふるさとの丘」からは調布飛行場が一望でき、澄んだ空気の日には新宿副都心のビルを望めます。公園近くには味の素スタジアム、東京外国語大学があり、足を延ばせば野川公園や武蔵野公園の散策を楽しめます。 開園年月日:平成12年4月1日 開園面積:385,750.34㎡(一部国有地の無償貸付を受けています) 主な植物:アカマツ、カツラ、ケヤキ、コナラ、クスノキ、シラカシ、ハナミズキ、コニファー、サクラ類 施設:のびのび親子館(サービスセンター内に併設)、掩体壕(えんたいごう)、幼児用遊具、健康遊具 スポーツ施設:テニスコート、野球場、ソフトボール場、サッカー場、ラグビー場(スポーツ施設利用は府中・三鷹・調布の所在各市の管理)
墓地というより、森林公園と言ったほうがぴったりの、緑に囲まれた公営の霊園です。大正12年に東京市が都市計画の一環として造成した、わが国初めての公園墓地です。周囲を武蔵野の面影を残す雑木林にかこまれた園内は道が碁盤目状に走り、桜の名所としても知られています。埋葬者はおよそ42万柱といわれ、軍人、政治家、学者、芸術家など多くの著名人が眠っており、特に、作家では、菊池寛、与謝野晶子、鉄幹、江戸川乱歩など、数えればきりがありません。それぞれの時代や業績、作品などに思いをはせながら、一つ一つ捜し歩くのもおもむきがあるかもしれません。分からないことがあれば、正門入口にある管理事務所をお訪ね下さい。そしてここはあくまでも墓所であるので、マナーを守って見学しましょう。
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