平成3年(1991)7月にオープンした劇場で、多目的ホールの「どりーむホール」、パイプオルガンを備えたクラシック音楽専用の「ウィーンホール」、桟敷席や廻り舞台を備えた伝統芸能や演劇に最適な「ふるさとホール」の3つのホールを持つ施設です。毎月開催される「プロムナードコンサート」は、「親子向け」は無料、「大人向け」は500円で鑑賞でき、気軽に芸術に触れることができるとあって人気があります。他にも年間を通して様々なコンサートやイベントが開催されています。また、館内のイタリアンレストランでは、地場の野菜や全国各地の良質な食材を使った料理をお楽しみいただけます。ランチ・ディナーをはじめ、豊富なメニューを取り揃えておりますので、ご来場の際のくつろぎのひとときにご利用ください。
緑豊かな都立府中の森公園の中にある府中市美術館は、「生活と美術=美と結びついた暮らしを見直す美術館」をテーマに、2000年10月に開館しました。 府中市美術館は、名作の鑑賞そして学習や創作、発表の体験を通じて、身近に美術と出会える場所です。美術館本来の使命である美術品の収集・保存・展示を活動の中心とし、また美術館ならではの教育普及活動を行っています。 美術館は、地上2階地下1階建て建物です。1階はどなたでも無料で利用でき、美術図書室や、作品発表の場としてご利用いただける市民ギャラリー、教育普及関係の施設、そしてミュージアムショップ、カフェなどがあります。2階は落ち着いた展示空間となり、江戸後期から現代にいたるコレクションを紹介する所蔵品展や、ヴァリエーションに富んだ企画展がご覧になれます。
墓地というより、森林公園と言ったほうがぴったりの、緑に囲まれた公営の霊園です。大正12年に東京市が都市計画の一環として造成した、わが国初めての公園墓地です。周囲を武蔵野の面影を残す雑木林にかこまれた園内は道が碁盤目状に走り、桜の名所としても知られています。埋葬者はおよそ42万柱といわれ、軍人、政治家、学者、芸術家など多くの著名人が眠っており、特に、作家では、菊池寛、与謝野晶子、鉄幹、江戸川乱歩など、数えればきりがありません。それぞれの時代や業績、作品などに思いをはせながら、一つ一つ捜し歩くのもおもむきがあるかもしれません。分からないことがあれば、正門入口にある管理事務所をお訪ね下さい。そしてここはあくまでも墓所であるので、マナーを守って見学しましょう。
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