ぶらり国・府

馬場大門のケヤキ並木

住所 東京都府中市宮町2-2~寿町2-9(桜通りまで)
よみがな ばばだいもんのけやきなみき
紹介文 府中駅のすぐ西側に南北約500mにわたって、ケヤキの並木が続いています。この並木は、馬場大門のケヤキ並木といい、大正13年、国の天然記念物に指定されました。ケヤキの並木で天然記念物に指定されているのはここだけです。康平5年(1062)、源頼義・義家父子が奥州安倍一族の乱平定後の戦勝祝いに、ケヤキの苗1000本を寄進したことが起源といわれています。現在のケヤキ並木の形状は、徳川家康が関が原、大坂両役の戦勝の御礼として馬場を献納し、ケヤキの苗を補植したことからできたと考えられています。四季折々の木々の表情は大変豊かで、まさに府中を代表する景観の一つといえます。


アクセス ○京王線「府中駅」より徒歩すぐ
○JR南武線/武蔵野線「府中本町駅」より徒歩5分
その他 昭和4年に誕生して以来、市民に親しまれている「府中小唄」の歌詞が刻まれた石碑が府中小唄のゆかりの場所6か所に設置されています。ここには、ケヤキ並木が登場する2番の石碑があります。
府中小唄2番歌詞:♪ハァ、今朝も見ました 馬場太門のヨ 欅並木に ササラサイサイ 欅並木に 立つ風を あれは空吹く 通り風 風さえ素通りゃ 出来やせぬ サアサ ヤッサキタ ササラ サイサイ